アスペルガー風俗嬢

アスペルガーだと診断されるまで
5年風俗嬢&家族の介護をしています。
そんなちょっとクレイジーな愚痴と闘病日記的な

自由時間

祖父の食事が終わったので、これから家族全員の食器洗いと洗濯を回せば今日の家事は終わりです。


祖父と父は性格が似てて、性分がどうも合わず毎晩のように弱った祖父を怒鳴り散らしたり、文句を言ったり……。


私も元々祖父の事は呑んべぇさんで、家庭を放置して怒鳴り散らす様な人だったので

早く死んで欲しいと願ってました。


けど、ここ今年に入って、ストラテラを飲み始めたおかげなのか

担当医が私を否定せずに全て受け入れて自由にやらせてくれているおかげなのか

クソみたいな祖父の介護と家事をすすんでやる様になったら

最近は今まで一切聞いた事の無かった


「ありがとう。すまねぇな。俺が死んだら金は全部お前にやるからな。」


と、感謝の言葉が出るようになりました。


なんか、泣けてきちゃう。



祖父の介護をする前は3年間、祖母の介護をしていました。


祖母は難病指定にかかり、日によって体調も違い、歩けたり食事出来る日もあれば出来ない日もあり


それで介護認定が、なかなか受けれず家族が介護をすすめられた結果私が全て請け負ってました。


オムツ代、汚れた下着や服代、日常生活費を父は一切出さず、そのため比較的日中は祖母は元気だったので

日中働ける風俗を選び、費用と介護に追われる日々でした。


自分のお金なんて、ある様で無く

自分の時間も無く

誰1人、家族も親の兄弟も手伝いもしてくれず、心が折れた時が何回もありました。


それでも、後悔だけしたくなくて、風俗嬢と言う仕事をしている負い目を感じながら

祖母が亡くなる3年間はキツくもあり、幸せでした。


祖母が亡くなり、少し肩の荷が降りた自分を責め続ける日々です。


だからこそ、祖父にたいしては、出来る限りの事をしたい。